専修大学育友会
インドネシアの障害児学校に子ども用車椅子を届ける活動
ネットワーク情報学部4年 戸津 亜里紗
前のページ  1  2  3  4  次のページ
3.具体的活動例―その2―

(1)概要
(1)期間 2008年8月25日〜9月4日
(2)車椅子の送り先、及び交流機関 インドネシアジャワ島中部ジョグジャカルタ特別州
国立第3障害児学校
(3)届けた車椅子の数
  • 電動車椅子(小型の簡易型)1台
  • 電動車椅子用バッテリー2個、及びバッテリー充電器1台
  • リクライニング機能つき手動車椅子(子ども用折りたたみ式)2台
  • 手動車椅子(子ども用折りたたみ式)5台
(4)インドネシア側参加者
  • ガジャマダ大学文化学部日本語学科学生 10名
  • インドネシア大学大学院生 1名
  • 障害児学校教職員 10名
  • 障害児学校生徒 約60名

(2)日程、及び主な活動内容
写真
8月26日(火)車椅子の贈呈式と交流会を行う。午前9時、国立ジョグジャカルタ第3障害児学校到着。

私は日本からのグループを代表して、インドネシア語で挨拶をした後、新しく持ってきた電動車椅子を運転して、操縦方法についての説明を行った。3月にも来ていたので、クラスのほとんどがすでに顔見知りだったため、子どもたちは再会の喜びで笑顔になっていた。

今回、私たちが持ってきた車椅子は、特別仕様のおしゃれな車椅子ばかりだった。1台1台紹介するたびに子どもたちから大きな歓声や拍手が沸き起こった。子どもたちばかりでなく、お母さん方や教職員もインドネシアの何処を探してもない車椅子だと大喜びしてくれた。

これらの車椅子は、日本で新聞に出た後、専修大学に寄贈の申し出があったものがほとんどである。1台1台日本の親の子どもへの強い愛情を感じるものばかりであった。そのうち1台はリクライニング式で、新入生の一人にピッタリと合った。お父さんの話だと、その子の身体は固定が難しいので、今までの車椅子のどれも合わなかったのだという。「テレマカシー」とお礼の言葉を言いながら喜ぶお父さんの姿を見て、本当によかったと感じた。

その後2時間ほど、言葉の壁を越えた子どもたちとの楽しい交流が続いた。

8月27日(水)子どもたちをピクニックへ連れて行く。障害児学校からの参加者は、小学生35名、中学生15名、教職員10名、子どもの親15名である。

大型バス2台をチャーターして、2時間ほどのところにあるマゲラン自然公園に向かう。子どもたちは皆、自分の車椅子を持たないため遠出した経験が少なく、初めてのピクニックだと喜んだ。また、子どもたちのお母さんの非常に楽しそうな姿がなんとも印象的に感じられた。

日本からの参加者にとっても、この企画は大変好評で、来年も是非実行したいというのが全員の一致した気持ちとなった。

前のページ  1  2  3  4  次のページ