専修大学育友会
ユニバーシアード競技大会2013 卓球団体で金メダルを獲得
〜私の卓球競技と大学生活〜


育友会奨励賞受賞作品の一つを紹介します。
卓球部に所属する鈴木李茄さんは、日本代表としてロシアのカザンで開催されたユニバーシアード競技大会に参加し、女子団体と混合ダブルスで金メダルを獲得しました。応募作では、幼少期から大学生活までの歩みを振り返り、競技者としてのこれまでの取り組みを詳細に記しています。卓球に真摯に向き合い、たゆまぬ努力を積み重ねたことが金メダルという栄冠を獲得するに至ったことが伝わってくる作品です。
商学部マーケティング学科1年
鈴木 李茄
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そんな大学生活が始まり、4か月たち初めての大きな大会がユニバーシアードでした。ユニバーシアードに向けて6月には二大会のワールドツアーに参加させてもらいました。今までは国際大会はジュニアの大会に出ていて初めてのシニアの大会ということと、大学に入学し生活や環境が変わって練習内容が変わり、練習時間も減っての中での初めての国際大会ということで一大会目のチャイナオープンは不安が大きかったです。最初はそんな不安な気持ちが出てしまうプレーでなかなか思うようにいきませんでしたが、だんだんと慣れていき好プレーも増えていきました。二大会目のジャパンオープンでは中国の反省を生かし少しは良くなったと実感できました。このおかげでシニアの国際大会での感覚も分かり精神面、技術面ともいい形でロシアに行けました。

現在専修大学に入学して半年が過ぎました。学業では科目の選択、登録、授業や試験など初めての経験ばかりでしたが前期の単位はそれなりに修得することもできました。商学基礎は商学部マーケティング学科の基礎科目で大学での学び方や専門科目の入門科目としてとても面白い授業でした。教養科目の社会学は高校までの授業科目とは違って、大学で勉強をしているんだなぁと実感しました。SWP科目のスポーツ心理学は卒業単位の一環でありながらも、競技と密接な科目で、練習中も授業中の先生の話を思い出して活用しています。普段試合や遠征で休むことが多くなってしまうので試験など大変なときもありますが進路を決めるときに卓球以外のことも学び、頑張るということで決めたので今後も自分のために頑張って両立していきたいです。まずは、大学の授業や試験のやり方に慣れることができて一安心です。

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毎日新聞夕刊2013 年7月13 日(土) 。
鈴木さんの活躍を報じる
競技に関しても、春季リーグ戦から全戦全勝とはいきませんでしたが、レベルや雰囲気はだいぶ分かってきました。今回のユニバーシアードでの結果は経験の積み重ねの結果だと素直に喜んでいます。この経験を生かして国際試合での目標や個人での課題を一つずつクリアしていきたいと思っています。卓球部では秋季リーグ戦優勝、インカレ優勝を目標に同級生の仲間とともに先輩たちについていけば必ず果たせるものだと思っています。団体戦の醍醐味をこれからもっともっと味わいながら成長していきたいと思います。また、競技専門の生活では味わえない経験や大学生活での宝物も得られるように、ON とOFF を上手に切り替えて有意義に過ごせたら嬉しいとも思っています。

1日のスケジュール

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